選挙
今日の朝礼
もうすぐ選挙の投票日です。
私たちは、どの人が正しいことを訴えているか、判断する力を持たなくてはなりません。
私の祖母が、戦前の福山の町の様子を語った記憶があります。
いまよりずっと貧しかったはずの戦前であっても、飢え死にする老人はほとんどいなかったと聞きました。
それは、年老いた親の面倒を子供が見ていたからでしょう。
ところが、公的な援助システムがあると、「国家が面倒を見てくれる」と思って、個人は備えをしなくなります。
その結果、社会の連帯や、親子、兄弟の助け合いなどが希薄になっていきます。
福祉の充実はある程度必要ですが、それ以前に本学ともいえる心の教育が重要です。
昔は修身という授業があったそうですが、その頃の日本のほうが心は豊かだったのではないかと思います。
選挙の争点は数点あるかと思いますが、国防の点では自分たちの安全は自分たちで守るべきだし、税金の面では消費税をあげても財政が豊かにならないのであれば下げるべきだし、将来に向けて立派な日本人を作るなら誇りある歴史を子供たちに学ばせたいと思います。
いずれにしろ、自分の将来を他人任せにできないように、自分の国や町の将来も他人任せはいけません。
選挙は棄権せず、自分で投票にいきましょう。