教育
今日の朝礼
昨日は自動車大学校のオープンスクールを訪問しました。
先生が高校生に向かって、仕事の意義や卒業させるときのスキルレベルを語られました。大変感銘を受けました。
やはり、「世の中の役に立ちたい」という気持ちを持って勉強するのと、単に他の人と競争するだけの勉強をする人、あるいは自分のためだけに勉強する人では、心の内容が変わってくると思います。
やはり、能力を最大限に発揮して、他人のためにいい仕事をするんだという気持ちが大切です。
個人の成長や成功は「自分の能力を発揮して、他の人に認められる」ということが出発点です。
それが、上司や先輩の立場になると「自分の能力を人に認めてもらう」という立場から、「人の能力を自分が認めてあげる」という立場へと変わらなければいけません。
教育とは、部下や生徒の心の持ち方を指導して、理想的な人に仕上げること、そして自分が成長して他人の能力を認めることができる人になることです。
人生の帳尻
今日の朝礼
白駒 妃登美さんの「歴史が教えてくれる日本人の生き方」という著書があります。
数多くの日本人の生き方が紹介されている本です。
この中の人たちの共通することのひとつに、大きな苦難や困難を経験しているということです。
そして、苦難困難がなければ、その後の発展がなかったと思えることです。
私たちにも、一人ひとり、病気や別れ、あるいは失敗など、なにか経験することがあるでしょう。
そのときは、「なんで私が」と考えず、ここから自分の心境をどのように変化させるべきかと考えましょう。
原因と結果の法則とか縁起の理法とか、言い方は様々ですが、人生には必ずストーリーがあります。
良い結果、欲する結果を得るためには、そのために超えなくてはならないものがあるはずです。
「得られるもの」と「払った代価」は、釣り合うようになっていて、帳尻は必ず合うことになっているようです。
残るのは創造性ある仕事
今日の朝礼
朝のがっちりマンデーというTV番組で「だっさい」という日本酒の会社について取り上げていました。
この会社には杜氏がいないそうです。すべてデータに基づいて製造されているようです。
技術の進歩は仕事を減らしてくれます。
すでに始まっていますが、AIやロボットが人間に代わって仕事をしてくれるようになります。
人間が遊んでいる最中に、人間に代わって仕事をして生産性を上げてくれるでしょう。これは良いことだと思います。
電気製品が進化して主婦の仕事が減ったように、技術の進歩は仕事を減らします。
駅の改札で切符をきる駅員さんがいなくなったように、スーパーのレジ打ちの人もいなくなるでしょう。
税理士や銀行窓口の人や、事務仕事も減っていくでしょう。
野球の審判や新聞記者や健康診断や不動産査定の仕事もAIがやってくれるようになるかもしれません。
では、人間の役割、人間の仕事って何が残るのでしょうか?
それは、マニュアルを元に仕事をすることではなく、スタッフ各々の「創造性」を発揮する仕事ではないでしょうか。
今、自分がやっている仕事は、10年後に残っていますか?
流れ作業でない、お客様の心を感じて、アドバイスしたり創造する仕事が、私たちの仕事です。
可能性を高める
今日の朝礼
私は、「人間には可能性がある」と信じています。人間は、可能性としては無限です。
しかし、人間の本質である魂には傾向性があるために壁がでてくるのだと考えています。
その限界を突破するためには、自分の長所と短所を良く知り、良い部分をもって壁にチャレンジすることです。
やはり、自分自身とよく対話することが必要です。
自分の心を磨いていくと、人間力が高まり、インスピレーションが湧いてきます。
現代はAIなど便利で進んだ世界になりました。
なんでも当たり前になり、凡事がおろそかになっていく傾向があります。
しかし、その当たり前の「基本的な動作」のところをキチッと行い、毎日し続けるのは、非常に大事なことです。
凡事徹底は自分の内面と対話することに繋がります。
自分の能力の低下を防ぎ、勘を磨き、可能性を高めるためには大事なことなのです。
感性を磨き心を感じろ
今日の朝礼
サマンサタバサの寺田社長は福山出身の人です。
著書に「感じて・考えて・行動する」があります。
感性を磨いて仕事を展開されているところが素晴らしいと思います。
私たちは、日々、感性を鍛えているでしょうか?
「同僚スタッフの仕事で素晴らしいと感じたこと」
「お客様との会話でマーケットの変化を感じたこと」
「仕事を引き継いだが、何のために行われているかわからないこと」
色々感じることがあるはずです。
そして自分に対しても発見はあります。
「自分の心の奥を深く深く見つめ、真実の自己というものに出会う」
自分の探求があれば他者に優しくなることができます。
優しい眼差しが他人へと向いていったときに初めて、それが感謝や愛情の思いとなります。
感性を磨いて、心を感じることができる人になりましょう。
仕事観
今日の朝礼
本多静六という人が仕事観について大切なことを説いています。
「努力して働くことは人間の本能」
「働くこと自体に価値がある」
「幸福とは自分の人生が上り坂であること」
「職業を道楽化によって面白く大いに働き自然とそのかすが貯まる(かす=お金)」
自分の幸福や不幸は誰のせいでもなく、自分が作り出しています。不幸な人は知らず知らずに不幸を愛するようになっていないでしょうか。
どれだけ、恵まれているかということが分かると不幸に落ちることはなくなります。
不幸を愛する傾向が出てくると、感謝をする心がなくなってきます。
これが一つのチェックポイントです。
仕事をしているといろいろなぶつかり合いが出ます。
そのとき「どちらが善であるか」「何が善であるか」ということを考え抜き、解決していく力をつけると、人間力がつきます。
判断力、決断力とを身につけて、仕事を楽しみ人間力をあげていきましょう。