志は死なない
今日の朝礼
夢や願望と志の違いはなんでしょうか?
夢や願望は自分の夢であり自分の願望です。
それは1代限りであり、あなたが死ねばその夢も願望もそこで終わりです。
しかし、志は自分が死んだとしても、誰かに引き継がれていきます。
志は死なないのです。
商売や仕事の世界においても、「自分の会社が大きくなることによって、世の中をよくしていく一助になりたい」という高い志を持っていれば、その志は必ず人々に伝わり、協力者が大勢出てくるでしょう。
百年企業をめざすならば、志がなくてはなりません。
考えぬいて変わる
今日の朝礼
良い商品や良いサービス、大きく言えば、よい人生を作り出すためには、考えつづけるだけでなく、考え抜いて、何かを生み出していかなければなりません。
考えが力を持ちます。
これでもか、これでもかと、考え抜いて何かを生み出すという過程が非常に大事です。
そして「変わる」ということを前提にして、志を持ちつづけることが、非常に大事なことなのです。
「商品やサービスはお客様の期待以上に変えていくことができる」
「自分というものは、変えていくことができる」
「人生というものは、切り開いていくことができる」と思って、志を持ちつづけることが大事です。
この志を捨てた人は、過去の「あなた」が今後の「あなた」としての姿になるのです。
笑顔
今日の朝礼
「いつも笑顔で、私たちはステージの上にいるのですから」
我社の行動理念14番に記載されています。
気持ちが暗く沈んだときには、鏡を見てください。
自分の顔を鏡に映してみてください。
「こういう人相をしている人に対して、世の人々は、はたして、「助けたい」と思うかどうか。「協力したい」と思うかどうか。
暗い顔であってはいけません。
力強く生き抜いていくことこそが大切ではないでしょうか。
そういうときにこそ、ニコッと笑って、また新たな気持ちで始めていくべきではないでしょうか。
お互いに、この人と共に仕事をしたいという仲間が集った我社です。
一人ひとりが我社の大使として、今日一日、良い仕事をしましょう。
仕事の誇り
今日の朝礼
大勢の人たちが、「この日本の国に生まれて、そして、生きていけてよかった」と思う社会がいい社会だと思いませんか?
私は、外国に行くと、日本人だということだけで、信用されるという経験があります。
日本には「自分の幸せよりも、他の人々の幸せを考える」という文化があると思います。
だから、財布を落としても帰ってくるのです。
このような、文化は、今、急に出来上がったのではありません。
古くは、中国でかかれた魏志倭人伝という文献に「邪馬台国では盗みが少ない」という記述があるそうです。
日本人には高い道徳心があります。
私たちは、私たちが日本人であり日本の心を持ち、商売・仕事を行っているのだという誇りを大切にしましょう。
仕事の評価
今日の朝礼
仕事での評価というものは、本当に不思議です。
自分がまわりの人たちに認められたくて、見て欲しい見て欲しいと一生懸命やってみせても、反発や批判が返ってくることが多いものです。
しかし、我を忘れて没頭して、いわば「無私」「無我」の状態になっていると、いつのまにかまわりの評判も上がってくるものです。
仕事の内容も100点満点を目指すことは大切ですが、評価だけを気にして100点だけを目指すと、必ずミスを避けるようになります。
ミスすることを事前に必ず避ける傾向が出始めると、今度は発展が止まります。
周りから見てみると、勇気がないように見えたり、臆病に見えたり、卑怯に見えたりするところがあると思います。
自分が「何のために」という目的を持ち、それを「どれくらいやるか」という目標に向かって、一所懸命に努力すると自然と評価は得られるものです。
正しい判断
今日の朝礼
先日、AKBの総選挙で結婚宣言した子がいました。
「迷惑かけるのは承知してるが自分に素直でいたい」
「葛藤はあったが決心したのでブレたくない」
「ルールは大切だが自分は別の意味に解釈している」
言葉は柔らかく表現されていますが、価値判断は自分基準といわざるを得ないでしょう。
私は、今大切なことは、価値判断の尺度だと思うのです。
「何をもって正しいとするか」という判断の基準です。
迷惑をかけると判っているなら、迷惑を最小限に抑える努力が必要です。
決心があるなら、順を追って、協力者や賛同者を得るべきです。
ルールは、その企業や組織が円滑して最大限に効果を発揮するための決め事です。自分なりの解釈をしてはいけません。
自分なりに・・・という表現をする方は概してわがままです。
彼女に正しい助言ができる先輩諸氏がいなかったことが残念です。
先輩は後輩を正しく導いていきましょう。
よい仕事をしようと思う
今日の朝礼
よい仕事しようと思えば、「どうすれば、もっとよい仕事ができるか。どうすれば、もっとよい結果が出せるか」と考えつづけなければなりません。
もし行き詰まったならば、イノベーション(革新)を行ない、それまでのやり方を捨て、新しいものを生み出します。
そして、また考えます。このように、考えを重ねていくことが大切なのです。