商売と教育

今日の朝礼

 

世の中には、色々なお店や会社があります。

私たちは、日々、どこかで買い物をして消費しています。

インターネットが普及して、人と接しなくても、買い物ができる便利な世の中になりました。

しかし、全ての買い物がネットにはなっていません。

なぜでしょうか？

それは、ある人は価格でも便利でもない他の要素で購入する先を選んでいるからです。

この他の要素とは、その店の雰囲気というか、醸し出す物、人柄、社風、文化のようなものだと思います。

これは、日々の行動、習慣がつくり上げています。

「凡事徹底」の著者、鍵山秀三郎さんがこのように言われています。

 

教育の最も大切な基盤は”掃除と礼”の二つ。

靴を揃えること一つが、いかに重大な意味を持つか分からぬような人間は論ずるに足りない。

足元の紙くず一つ拾えぬ程度の人間に、何ができよう…

 

社員教育もそうですが、教育とは受ける人が素晴らしい人間になって、多くの人に奉仕するためのものだと思います。

受けるときは、めんどくさいとか意味が解らんとか思うかもしれませんが、実は愛情を受け取っているんです。

自分たちが、良い人となり、良い会社良いお店を作り、良い商品を提供する。

私たちのお店で品物を購入した人が、物心ともに幸福な気持ちになる。

これが、愛情を差し出す側になった時の姿だと思います。

それが、商売というものではないかと思います。