学べるだけのものを学び尽くす
今日の朝礼
数年前に、日産自動車のカルロスゴーンさんの講演を聞く機会がありました。
日産は世界中で販売されていて、色々な人種のお客様がいます。
質問者が
「実際、人種差別はあり、宗教観や価値観の違いがあり、あなたはどの様にマーケットを開拓してきたのですか?」
と質問しました。彼は、
「今、目の前に居る人から、私は何を学ぶべきか。という姿勢で仕事をしてきました」
と答えました。
たとえ、つらいことや悲しいこと、あるいは、自分にとって不利なこと等があったとしても、
「自分にとって、今、必要なものが与えられているのではないか」というように考え、そのなかから、何か大切な教えを学び取っていくことが大事です。
今、逆境のなかにいるかもしれませんが、試練はそれほど長く続くものではないので、そこから学べるだけのものを学び尽くすことが大事です。
いつかは必ず逆境から脱するのですから、それまでのあいだに教訓を学び尽くすのです。
夢を描く
今日の朝礼
良い結果を得るには、ゆったりとした気持ちの中で、もうそれが実現しているがごとく想像できることが大切です。
もちろん、努力は必要です。しかし、「自分ががんばらないといけない」と自我力だけに頼るのではなく、大いなる力は私をつかって、こんな事業を実現したいんだと、想像してみるのです。
そして、大きな夢を持つには、少し才能が必要です。
自分の未来について考えて想像する時間が少しでもあれば、できるかぎり素晴らしい夢を描いてください。
そして、それを何度も描いてみてください。
失敗は成功の基
今日の朝礼
失敗は成功の基といいます。
ある相撲取りは、「自分が土俵にたたきつけられたとき、自分の体に付いた土の味をしみじみと味わい、土俵にある自分の体の跡をじっと見つめるほどの人でなければ、大関や横綱にはなれない」と語ったそうです。
それは、「自分を変えるには、敗北から学ぶ厳しさを自分の内に持たなければならない」ということなのでしょう。
失敗はあっていいと思いますが、失敗から学んで一新しなければ、ただの失敗に終わってしまいます。
もし、信頼を失ったのであれば、信頼を回復する努力が必要ですし、技術的に未熟だったのであれば、腕を磨く必要があります。
何にも増して大切なことは、「この道で生きる」ということを覚悟することです。
夏休みの宿題
今日の朝礼
盆休みが終わり本日より通常業務です。
子供の頃は、お盆が明けると夏休み終了のカウントダウンに入ったような気がしました。
小学生にとって、夏休みの宿題をどのようにやっつけるかは、大きな問題で、やっつけ方には性格がでると思います。
早めに終わらせて後は楽するタイプや、少しずつ計画的にやるタイプ、最終日で悪あがきするタイプと様々です。
人によって勉強のやり方は違いますが、勉強がよくできるようになるには、どうしたらいいでしょうか?
やはり、勉強のポイントは、くり返しです。
「サーッと一回読んだだけで覚えてしまう。」という人もいますが、そういう人は、わすれるのも速いものです。
仕事とは他人に愛情を与えること
今日の朝礼
新人の営業マンが、お客様から担当を替えて欲しいと言われたそうです。
大変残念なことですが、これは「今、変わらなければ、あなたは信頼されなくなりますよ」と教えていただいている、チャンスなのです。
お客様は、大変敏感です。
事務的に扱われることは嫌がりますし、自分だけを見て欲しいと思っています。
要するに、愛情が欲しいと思っていると言うことです。
担当を替えて欲しいということは「あなたから愛情は感じないし、事務的だし、楽しくない!」と言われているのです。
まだ、若年のうちは、愛情を与えるより頂くほうが多いでしょう。
しかし、仕事とは他人に愛情を与えることなんです。
愛情を与えられる人にならなければ社会人になったとはいえません。
自分を支配する
今日の朝礼
一日は24時間あります。今日をどの様に過ごすかは、あなたの心が決めることです。
確かに、就業時間はあるでしょう。
しかしそれはあなたを拘束している時間ではありません。
自分が、その会社や組織の方針に賛同して参加し、その会社や組織の旗を振って、会社のビジョンや個人のビジョンを実現する時間です。
自分の心は、自分自身で自由に支配することができます。
つまり、「どのように物事を捉えるか」「どのように考え方をつくるか」ということは自由であり、各人に完全に任されている領域なのです。
自分自身の心は、100パーセント、思うように動かせるわけです。
今日一日、何を思ったか、どのように行動したかの積み重ねが人生です。
面談
今日の朝礼
夏の社員面談がまもなく終わります。
面談は、2つの目的で行っています。
・各スタッフが仕事をやりやすい環境をつくるため
・会社の価値観とスタッフの考え方や行動がずれていたら修正するため
上司は「部下を愛する」という気持ちが大切だと思います。
例えば「自分とは違った個性である部下を、その個性のままに伸ばしていきたい」という気持ちを持つことです。