言霊(ことだま)
今日の朝礼
我社の4~6月の勉強会のテーマは古事記です。
古事記の中には高天原という日本の神様の居る場所が記載されています。
高天原から地上に使いを出すシーンが何回かでてきますので、神様からこの世界は良く見えないようです。
おそらくこれが原点となって、日本の神社では自分の住所氏名を述べ、思いを言葉で述べて、鈴をならして神様の注意を引くことになったのでしょう。
日本では、言霊といって、口に出す言葉は力があるとされています。
自分の心で何を想像し、自分の声で何を発するかは、完全に自由です。
この想いと言霊が自分の未来を決めています。
自分の理想像を繰り返し心のなかで描くことが大事です。
それを繰り返し心に描く力があるかどうか。それが、実は、自分の才能でもあるのです。
天国的な言葉と地獄的な言葉との比率を、できれば9対1ぐらいまでもっていきたいものです。
地獄的な言葉は、ゼロにはできないかもしれませんが、努力して1割ぐらいまでに抑え、9割ぐらいは天国的な言葉にしたいところです。
今日も皆で楽しく活き活きと仕事する環境を作るのは天国的な言葉です。
時を味方に
今日の朝礼
実績が上がらないときというものはあるものです。
そんなときは、基本に返って、丁寧にやってみることです。
そんなときは、自分の能力アップに時間をかける、自分を鍛える、自分に投資することです。
次の波が来たときに、乗れるように備えておくことです。
必ず、次の波はきます。
腰を据えて、時が来るのを待つことです。
時を味方にしなければいけません。
自分が勝てるときというのがあり、勝てるときに勝負をすると大勝するのですが、負けるときに勝負をかけたら大敗します。
したがって、時を味方につけなければいけないのです。
小さな成功
今日の朝礼
先週、一見のお客様が店頭の中古車をお求めになりました。
ご注文をいただいた後に、スタッフが以下のお話をうかがったそうです。
「お客様のお母様がお勤めの会社の同僚の方が、以前、当社で購入されてよくしていただいた」
私は、この報告を聞いて、大変嬉しく思うと同時に、とても誇りに感じました。
私たちの会社は決して大きな会社ではありませんし、近隣にライバルとなる同業他社も沢山存在します。
その中で、私たちの行動を「よし」としてくださった方が、それを言葉にされて、我社に導いていただいたのです。
この小さな幸せ、小さな成功を、たくさんつくっていきましょう。
自ら律し成長する
今日の朝礼
我社のスタッフの義務に「自ら律し成長する」と定められています。
時間とお金は、三つの使い方しかありません。
それは
・消費されているのか
・浪費されているのか
・投資されているのか
です。
勉強している人は、まだまだ勉強が足らないと言います。
勉強していない人は、何を勉強すればいいかわからないと言います。
スポーツを極めた人は、まだまだ練習が足らないといいます。
スポーツをしていない人は、何をしていいかわからないと言います。
自分の限られた人生の時間の今を「自分への投資」の時間としましょう。
死ぬときになって、あのとき勉強しておけばよかった、体を鍛えていればよかった、と後悔しないように、
自ら律して成長しましょう。
克服
今日の朝礼
自分の生き方に意味をつけていくと、成長を楽しめると思います。
かつては苦手で、「平均以下かな」と思っていたものであっても、鍛えていけば、平均や平均以上になって、やがて自分の長所に追いついてくるようなことも、ないわけではありません。
スポーツの成績や自動車の販売台数など、結果を数値で測れることは沢山あると思いますが、それはあくまで結果であって、そこに到る行動が大切です。
行動ですから、動かないと結果はありませんし、動いたとしても、方法は多岐にわたるものであって、もっとも効果的な方法を見つけ出さなくてはなりません。
「発心(ほっしん)する」というか、「これを何とか克服したい」という気持ちが出てくるようであれば、そこには「隠れた才能」がある場合もあります。
何のために、行動するのか。
自分の生き方の意味がそこにあります。