器のサイズ
今日の朝礼
あの人は器が大きいなぁと感じることがあると思います。
人間の器の大きさとは、責任をとれる範囲のことでもあります。
人間の大きさを測る基準は幾つもありますが、一つには「どれだけ責任をとれるか」ということなのです。
リーダーになる人は器が大きい人といえます。
仕事を任せたときに、「物事の大小を見抜いていき始め、自分なりに優先順位をつけ、大事なところは外さないで確実に押さえてくる」というタイプの人は器が大きくなります。
また、「いざというときや、どうしても間に合わない場合は、枝葉のほうを切り捨てることができる」というタイプの人が、器が大きくなるタイプです。
自分のところに来た様々な案件を裁ききるタイプと言えるでしょう。
自らを省みてそのように成りたいものです。
あり方とやり方
今日の朝礼
仕事においては「あり方」と「やり方」の両輪が大切です。
例えば病院であったなら、
「世の中の病気の人を助けたい」という思いを大切にするのが「あり方」です。どの様な病院であるのかです。
「最新の手術方法は何か。新しい薬は開発されていないか」ということが「やり方」です。技術やテクニックと呼ばれる部分です。
もし、やり方が0(ゼロ)で、思いは「人を助けたい」なんだけど、全く腕のないお医者さんになります。そこに治療に行きますか?
もし、あり方が0(ゼロ)だとすると、人を助けたいと考えていない病院に、あなたは行きたいと思いますか?
どちらが大切なのではなく、どちらも必要なことです。
しかし、あえて言うなら、「人を助けたいから日々の勉強をおろそかにしない」ということでしょう。
「あり方」が熱意を生み、より高い技術を身につける行動につながります。
残業
今日の朝礼
どんな人にも平等に与えられているものに「時間」があります。
時間をどの様に使うかによって、できあがるものが異なります。
時間をつくり出すための最もよい方法は、やはり仕事の能率アップ以外にありません。
できるだけ能率を上げて、仕事の時間を短縮することが大事です。
原則として、残業しなくても仕事が片づくようにするのです。
よく、遅くまで毎日残業する会社がありますが、残業のうちの約80パーセントは習慣によるものです。
習慣をかえなくては、その残業はなくならないでしょう。
後世へ残すもの
今日の朝礼
昭和5年に亡くなった内村鑑三さんの講演録に「後世への最大遺物」というものがあります。
自分は世の中に何を残していくかという内容です。
彼は「お金を残す、事業を残す、思想を残すというものがある」と講演されています。
自分が亡くなったあとに「あの人は○○を残した人だ」と伝えられるような人生はいかがでしょうか。
私は、そのような人生が価値有る人生だと考えます。
自分を生かし切るなかに、「個人的な名誉心や利得心をできるだけゼロに近づけていき、自分自身を公のために使い切る」という気持ちを持たなくてはなりません。
そうでなければ、現実に大きな仕事はできないし、多くの人たちが寝食を惜しんで応援してくださるということもないはずです。
心を育てる
今日の朝礼
例えば、自分の子どもが、イライラして不機嫌に帰宅したとき、どういう対応をしたらいいのでしょう。
「何イライラしてんだ」と叱って自分もイライラする、あるいは「どうしたの~」と子供の機嫌をとるかでしょうか。
やはり、相手のイライラした気持ちに影響されないで、平常心を持つ事だと思います。
ゆとりを持ち、小さいことは流し、思いやり、許す、そうやって人間の器は大きくなっていきます。
そして、家族、仲間・・・その他の縁のある人の為に誇り高く生きることが大切です。
それをしようと思えば強くなります。強い心は人の為に行動するからこそ、できあがります。
大きな器で強く誇り高い心を持てば、自分の周りに人は集まってきます。
周囲の変化
今日の朝礼
自分の周りでおこる全てのことは、自分に何かを気づかせるために起こります。
お客様からクレームが来たら、その仕事は何のためにやっているのか本質を考えなさいということでしょう。
自分が病気になったら、ゆっくり体を休めて、体が活躍していることに感謝しなさいということでしょう。
友人とトラブルになったら、あなたの心を見つめなおし、至らなかった点を直しなさいということでしょう。
このような出来事は自分を次のステージに引き上げてくれるチャンスです。
夢の実現
今日の朝礼
今日から第60期が始まりました。
私たちは、人を幸せにするために生まれてきたと思います。
それを信じて、行動しましょう。
その行動を、周りの人が見て、感化され応援団となってくれます。
正しいと思ったら、やはり、困難に負けずにそれを続けていく、貫いていくだけの力を持つことが大切です。
そのためには、「日ごろの自己鍛錬」と、「未来に向けての強い構想力」が大事だと思います。
あれだけの計画書を描いたのですから、必ず実現できます。