3代先のビジョン
今日の朝礼
本日は、新卒学生向けに会社説明会をします。
学生は色々な思いをもっていると思います。
自分を成長させたい。社会に貢献したい。豊かな生活を送りたい。
その思いを実現できる会社を選ぶことが就職活動です。
会社の将来ビジョンは、その学生にとって大変重要なことです。
私たちは、会社のビジョンを実現するために、日々努力しています。
想いを持ちながら活動すれば、それは現実のものとなるでしょう。
それは、各家庭でも同じことが言えます。
自分の子孫がどのような活躍をするのか、具体的なビジョンを持つことが、現代に生きる人の使命であると思います。
少なくとも、3代先くらいまで、自分の一家のビジョンを持つことが、家庭繁栄の基礎です。
協調・調和
今日の朝礼
3月も早いもので後1週間です。我社としては、第59期の前半の節目になります。
チームで良い結果を得るためには、個々が強い個性を生かしながら、共通の努力目標に向かって協調し、調和して、力を二倍・三倍・四倍にしていくような努力と工夫が必要です。
「自分にないものが、ほかの人のなかにある」ということを認めることが大切です。
それぞれが、全く同じ個性であり必要はありません。他人の良いところを認め、自分に無い部分を補ってもらうことが協調です。
私たちの良い成果とは、この街で幸福な人を増やすことです。よき結果とは、そのような人を何人作ったかということです。
甘さに耐える
今日の朝礼
ハッと気がつく瞬間を感じることはありませんか?
私は51歳ですが、日々の中にまだまだ多くの気付きがあります。
ある人の講演録の中に
「厳しさには耐えられても、甘さには耐えられない人がいます。
甘さには転落しないで耐えても、厳しさには耐えられない人もいます。
この両者に耐えてこそ、真の人間と言いうるのです。」
という言葉がありました。
私は、厳しさに耐えるという感覚は良くわかりますが、甘さに耐えるという感覚は持っていませんでした。
確かに、甘いことに対しても耐えなくては落ちぶれていくように思います。
惰眠をむさぼるなどがこれにあたるのでしょう。
甘きことに耐えることも大切です。
心をコントロールする
今日の朝礼
今日は福山マラソンの日ですね。私もハーフ21kmに出場します。
私が、初めて出場したのは48歳のときです。青年のときではありません。
出場のきっかけは些細なことでしたが、誘われるうちが花だと思い、何かのご縁を感じて出てみました。
もうひとつの側面として、自分の限界ってどのあたりなのか知りたくなったという事もあります。
走ってみて思ったのは、自分はあんがい体力があるなぁという点と、心と体は別のものなんだと感じたことでした。
幸福や不幸を感じるのは心です。出来事はただ単に出来事であって、そこに感情はありません。事実があるだけです。
「自分自身の幸・不幸を決めるのは、ほかの人ではないのだ」ということが良く判りました。
「他の人が『あなたは幸福です』『あなたは不幸です』と決めたから、自分は幸福、あるいは不幸なのだ」と考えるなら、それは間違いです。
「自分が幸福であるか不幸であるかを決めるのは、あくまでも自分自身である」ということです。
「自分の心をコントロールすることができるんだ」と知りました。
因縁果
今日の朝礼
仏教では因縁果の法則が説かれています。
これは、良い結果を得るためには、良い種を植えて、よい環境をつくることが大切だと言う意味です。
そんなこと判ってる!と言いたくなるかもしれませんが、少なくとも朝顔の種をまかねば、朝顔の花は咲かないことも事実なのです。
仕事においても、種まきは大切です。
これは、単なる営業部の話ではありません。
日ごろ、上司部下など同僚に対してよい言霊を発していると、自分に良い知らせが届くものです。
逆に、罵詈雑言を発していると、自分にとんでもない結果がやってきます。
今の自分を作っているのは過去の自分です。
未来の自分を作るのは、今の自分です。
明るく前向きな言動と行動が、将来、物心共に豊かな生活をいただけることになります。
仕事と職業
今日の朝礼
仕事と職業は良く似た言葉ですが意味が異なります。
学生の頃は、「仕事にいく=アルバイトに行く」感覚です。自分の持っている時間を会社やお店の為に使う、時間の切り売りでお金にするような考えでしょう。
しかし、就職して仕事をすることは、時間の切り売りではありません。
自分が子供だとして、お父さんが仕事から帰ったときに「今日もいい仕事をした」と言って帰ってくるか、「今日も疲れた」と言って帰ってくるか、どちらがいいですか?
仕事は、依頼する人がいます。必ず相手が存在します。その相手の為に仕事をするのです。
相手の人があなたに頼んでよかったと心から言ってくれて代金をいただいたときに、「良い仕事をした」となります。
「職」とは、身についた技術のことです。
職業とは、「私の持っている技術を○○のために使っています」ということになるでしょう。
例えば「店頭でパンを販売する技術を使って、地域の方の朝食を豊かにする仕事が私の職業です。」といった具合です。
たいていの場合、職業として向いているのは自分の得意科目の方向です。
「好きこそものの上手なれ」と言いますが、好きなもののほうに、自分の適性があると考えてよいのです。
職業はその道が好きであればあるほど技術アップし、多くの人に喜びを与える仕事になります。