寛容の心
今日の朝礼
夏が近づくと海が思い出されます。初めて沖縄の海をみたときは、こんなにきれいな海水があるのかと思ったものです。
海には、さまざまな河川から水が流れ込んできても、ゆったりと受け止める心、それが寛容の心があるのだなぁと思います。
太平洋の真ん中に行けば、大海がいろいろな問題を受け止めて浄化しているような気がします。
「寛」という言葉は、「くつろいで、ひろい」という意味だそうです。「容」という言葉は、「受け入れる」ということです。
すなわち、寛容とは、「多くのものを受け入れるような、ゆったりとした大きな器である」ということです。
人生にはいろいろな事があると思いますが。「寛容」の心があれば、豊かに過ごすことができると思います。
やはり、他の人との比較や戦いにおいては、最終的な勝者にはなれません。
そうではなく、自分自身のなかの問題、自分自身の問題として、「自分は、生まれ落ちたとき、この程度の頭だったけれども、頑張ったら、このくらいできるようになった」という、自分の伸び率のほうを見ることです。
子どもの頃の自分は、尖っていたという人もいるでしょうが、年を重ねると、相手を溶かして一体となり、自分が取り込んでしまう様な心を持つようになりたいものです。