笑顔
今日の朝礼
「いつも笑顔で、私たちはステージの上にいるのですから」
我社の行動理念14番に記載されています。
気持ちが暗く沈んだときには、鏡を見てください。
自分の顔を鏡に映してみてください。
「こういう人相をしている人に対して、世の人々は、はたして、「助けたい」と思うかどうか。「協力したい」と思うかどうか。
暗い顔であってはいけません。
力強く生き抜いていくことこそが大切ではないでしょうか。
そういうときにこそ、ニコッと笑って、また新たな気持ちで始めていくべきではないでしょうか。
お互いに、この人と共に仕事をしたいという仲間が集った我社です。
一人ひとりが我社の大使として、今日一日、良い仕事をしましょう。
仕事の誇り
今日の朝礼
大勢の人たちが、「この日本の国に生まれて、そして、生きていけてよかった」と思う社会がいい社会だと思いませんか?
私は、外国に行くと、日本人だということだけで、信用されるという経験があります。
日本には「自分の幸せよりも、他の人々の幸せを考える」という文化があると思います。
だから、財布を落としても帰ってくるのです。
このような、文化は、今、急に出来上がったのではありません。
古くは、中国でかかれた魏志倭人伝という文献に「邪馬台国では盗みが少ない」という記述があるそうです。
日本人には高い道徳心があります。
私たちは、私たちが日本人であり日本の心を持ち、商売・仕事を行っているのだという誇りを大切にしましょう。
仕事の評価
今日の朝礼
仕事での評価というものは、本当に不思議です。
自分がまわりの人たちに認められたくて、見て欲しい見て欲しいと一生懸命やってみせても、反発や批判が返ってくることが多いものです。
しかし、我を忘れて没頭して、いわば「無私」「無我」の状態になっていると、いつのまにかまわりの評判も上がってくるものです。
仕事の内容も100点満点を目指すことは大切ですが、評価だけを気にして100点だけを目指すと、必ずミスを避けるようになります。
ミスすることを事前に必ず避ける傾向が出始めると、今度は発展が止まります。
周りから見てみると、勇気がないように見えたり、臆病に見えたり、卑怯に見えたりするところがあると思います。
自分が「何のために」という目的を持ち、それを「どれくらいやるか」という目標に向かって、一所懸命に努力すると自然と評価は得られるものです。
正しい判断
今日の朝礼
先日、AKBの総選挙で結婚宣言した子がいました。
「迷惑かけるのは承知してるが自分に素直でいたい」
「葛藤はあったが決心したのでブレたくない」
「ルールは大切だが自分は別の意味に解釈している」
言葉は柔らかく表現されていますが、価値判断は自分基準といわざるを得ないでしょう。
私は、今大切なことは、価値判断の尺度だと思うのです。
「何をもって正しいとするか」という判断の基準です。
迷惑をかけると判っているなら、迷惑を最小限に抑える努力が必要です。
決心があるなら、順を追って、協力者や賛同者を得るべきです。
ルールは、その企業や組織が円滑して最大限に効果を発揮するための決め事です。自分なりの解釈をしてはいけません。
自分なりに・・・という表現をする方は概してわがままです。
彼女に正しい助言ができる先輩諸氏がいなかったことが残念です。
先輩は後輩を正しく導いていきましょう。
よい仕事をしようと思う
今日の朝礼
よい仕事しようと思えば、「どうすれば、もっとよい仕事ができるか。どうすれば、もっとよい結果が出せるか」と考えつづけなければなりません。
もし行き詰まったならば、イノベーション(革新)を行ない、それまでのやり方を捨て、新しいものを生み出します。
そして、また考えます。このように、考えを重ねていくことが大切なのです。
変化の自由
今日の朝礼
世の中は日々変化し、自分も変化します。
もし、全く変化しないのであれば、人生は面白くないし、世の中も面白くありません。
変化できると言うことは、良くもなるし悪くもなる、自由だということです。
何も考えない、怠惰な生活を送っていると、周りはどんどん変化しますから、自分は相対的に悪いほうへ変化します。
変化できる環境のときに重要なことは「未来のあるべき姿」を想像することです。
素敵な未来を想像できる力が、良い人生であり良い世の中を作る原点です。
世阿弥
今日の朝礼
高田明さんの講演の中に世阿弥の著書「風姿花伝」を読んで参考にしたという部分があります。
早速、私も読んでみました。この本は日本で最も古いビジネス書だといえます。
ビジネスにとって、ノウハウやスキルは大切なことです。
しかし、他社も同じことは勉強しているわけです。
そこで大切なことは、自分の使命です。
「能は観客を幸せにすることが目的だ」とあります。
技術を磨くことだけに終始してはいけないとあります。
「能を演じて観客が理解できないのは、観客のレベルが低いのではなく、レベルに合わせた能が演じれない技量の責任だ」
市場にあわせて自らが変化しなくてはならないとあるのです。
私たちは、何のために仕事をし、そのためにどれくらいのスキルを身につけるのかを考えさせられる一冊です。
西暦1400年くらいに生きた人の本ですが、現代にも十二分に通用する真理ともいえる内容です。
このような日本人がいたということを誇りに思います。