ルールを守ることは本当の自由
今日の朝礼
チームで志を実現していくためには、ルールを守るということが大切です。
自分が「ルールを守る」という努力をすることで、自分で自分の心をコントロールできるようになります。
ルールは志を実現するための方法を取り決めたものです。
そして、これは窮屈なことではなく、実は「本当の自由」なのです。
ルールを守りきれたときに、そのチームは文化ができます。
その文化が、多くの人の支持を集めたときに、更なる発展があります。
「多くの人の役に立つために、個人の欲を抑える人」が必要なのです。
リーダーは特にそうです。
リーダーになる人は、欲望の部分を抑える訓練をし、他の人に貢献する道を拓く必要があります。
志の成長
今日の朝礼
志は公の欲であって、欲が悪いと言うわけではありません。
しかし、自分に対する欲が深くなると悪になるでしょう。
欲の深さをなくすためには、やはり「足ることを知る心」が非常に大事です。
欲が自分を向くものから他人を含む公に向かったときに、差し出すという行為に変わっていくと思います。
相手の人に、よいモノを与えるんだ、よいサービスを提供するんだという心になっていくと思います。
京セラの創業者である稲盛さんが「動機善なりや私心なかりしか」と自分の心がどちらを向いているかと確認されるお話は有名です。
心のなかで強く思っていることは、「以心伝心」で必ず伝わっていくものです。
最初は表面だけでもやれるかもしれません。
しかし、「口だけで言っているか。それとも、本心からか。」ということは、世間は、じっと見ていると思います。
志を立てるには時間がかかるかもしれませんが、それでも立てることが大切です。
大きな公の欲になれば立派な志
今日の朝礼
発展したい繁栄したいと思う心が大切です。最初は個人的な欲かもしれませんが、これが大きな公の欲になれば立派な志です。
正しい人生観と、正しい使命観、目的意識を持って、自己実現を願うことが大切です。
正しい人が、大いに成功し、発展してゆくことは、世の中にとって希望になりますから、すなわち立派な志です。
人によっては悩む事もあるでしょう。
「悩む」ということは、「考え方によっては、解決できる可能性がある」ということでもあります。
自分は試されているんだと思い、悩みを解決して、大いなる志の道へ戻りましょう。
君たちはどう生きるか
今日の朝礼
「君たちはどう生きるか」という本が話題になっています。
主人公の中学生コペル君と仲の良い友人を中心とした、人間関係に関する内容です。
上級生が友人に理不尽な制裁を加えると言う噂から、四人は断固戦う決意を固めます。
しかし、その場面になったときに、コペル君はおじけづいてしまいます。
その後悔の念で、中学生のコペル君は思い悩みます。
「志」は人間の行動のエネルギーです。情熱の元でもあります。
しかし、自分が志を破ったときの、後悔の念は計り知れません。
だから、やって失敗したことよりも、やらなかったことのほうが心に残ってしまいます。
志は、1人で立てる部分もありますが、仲間と共有して理念とすることで実現性が増します。
戦前の中学生向けの道徳の本ですが、お勧めの本です。
願望を聞く
今日の朝礼
私たちの志は「人々が幸福になれる素敵な社会をつくる」ことです。
人は、自分のことを理解してくれていると思うと幸福に感じます。
人を理解するための魔法の言葉があります。
「どうされましたか?」「どうしましたか?」
そう聞かれた人は、「実は・・・・」と自分のことを話しだすでしょう。
私たちは、お客様の持っている願望を聞き出して、それに寄り添うことが仕事です。
あなたの好きな言葉は何?
今日の朝礼
昨日、花田景子さんのお話を聞く機会がありました。
アナウンサー時代に、「あなたの好きな言葉は何?」と言う質問を1000人の人にするという企画があったそうです。
5歳くらいの幼稚園児に「あなたの好きな言葉は何?」と質問すると「百!」と答えたそうです。
どうして「百」なの?とたずねると、その子は「1,2,3,4・・・・」と数を数え始め「・・・ひゃーく!」と言った後、「すごいでしょ」と言ったそうです。
人は、成長を喜びと感じます。
その男の子は、自分が100まで数えられるようになって、周りの大人たちから「すごいね~」って褒められたのでしょう。
自分が成長したときに、周りの人を喜ばせることができるから、それが踏ん張りになります。
相手の人の笑顔をみることが、自分の喜びになります。
志の原点を感じることができました。
人生の流れが変わります
今日の朝礼
志があると、人生の流れが変わります。
熟年の人は、会社の定年ぐらいの年齢で「自分が燃え尽きる」という人生設計しか持っていない方が多いかもしれません。
しかし、もう一回、志を練り直すと、これからの生き方が変わってきます。
若年の人は、決してあきらめてはいけません。
今の志をあきらめないでいれば、今は潜っているけれども、ある程度潜ったあとに、水面に出てくるときがあるのです。
水面にあがるまで持たせるのは、やはり志です。
「今は潜っているが、水面に出たときにはかなり進んでいる」と自分を信じることです。