感性を磨く
今日の朝礼
昨日は呑読会に参加しました。
この会は、幹事になった人が課題図書を選択し、次回までに読んで、読後感を語り合うものです。
昨日の課題本のひとつに「センセイの鞄」という小説が出題されました。
30代女性と70になる先生との恋愛小説でした。
参加者は男女13名で年齢も30~50代でしたが、感想は様々な角度や視点から述べられました。
人は、同じものを見たり聞いたり読んだりしても、感じ方は十人十色だと感じます。
他人の意見は、自分の感性を磨く良いチャンスです。
大人になると、芸術や文化そして味覚など、子供では感じることができなかったものを感じるようになります。
お茶やお花、映画や書、音楽や陶芸、ワインやウイスキーなど、感性を磨かなくては感じることができません。
1990年以降は混迷混沌とした時代と言われました。
そこを脱出して、次の時代に進むポイントは、「新しい価値を創造する」ということであったろうと思います。
新しい値打ち、新しい仕事、新しいアイデアを生み出す力であり、今までにないものをつくりだす力です。
この力の元は、感性です。感性を磨いて心を感じることが自分を成長させることであり、他人に奉仕できる元です。
この感性に基づいた力が、新しい時代をつくっていきます。
感性を磨いていきましょう。