卒業で問われること

今日の朝礼

 

世の中は卒業のシーズンです。我社からも今月末をもって藤井美里が卒業します。

卒業の時に問われることは何でしょうか？

それは、「何を成さなかったか」ではなく、「何を成したか」ということにあると思います。

そこに在籍していた時代に、周囲の人からは「あなたは、いったい何を成したか」ということを問われます。

これは大きな意味では人生においてもそうだと思います。

「何を成さなかったか」ではなく、「何を成したか」ということのほうが大事なのです。

使命と言う字は「命の使いかた」という意味だと思います。

何かを成していくと、失敗することもあるでしょう。

人間は、成功しない理由、あるいは失敗する理由など、考えればいくらでも出てきます。

その失敗の理由を取りだしてみて、「これがあったから自分は失敗したのだ」と、いくら得々としてそれを語り、他人に納得させたところで、また自分自身を納得させたところで、それで少しでも幸福になることがあるでしょうか。

そんなことはないと思います。

失敗しても失敗しても、成功に向かって進むことが、何かを成すことに繋がり、それが幸福になる道のように思います。