くるま生活の社長のブログ

株式会社くるま生活の社長です。

教えると伝える

今日の朝礼
 
先輩から後輩へ、仕事の内容や技術を伝えていくことは大切な事です。
講談師の一龍斎貞水さんは次のように語っています。
「教えてくれなきゃできないって言ってる人間には、教えたってできない」
確かに、教える事と伝えることは少々異なります。
後輩になったからには、
「この会社はどのような考え方で仕事してるのかな」
「この先輩はどんな信条があるのかな」
という、心の原点を受け取ろうとしなくては、その土台の上にある技術・テクニックだけ習ったとしても、本物にはならないでしょう。
不思議なもので、お客様は、素人なのに、本物かどうかを感性で見極める能力があります。
お客様はお金を払って、私たちの車検やオイル交換を体験されます。お客様がお金を払っているから本番なんです。
先輩スタッフは、その本気・本番に命を懸けるわけです。
お客様の心を揺さぶるような、本気の自動車販売、本気の車検を実行している姿から技を盗みましょう。
そのような現場を見て感じなくて、なにから学びますか?
先輩が本気で仕事をしている時に、
「今なら先輩の気はお客様に向いている。今が休めるときだ。」
とやってる人は、永遠に成長しないでしょう。