問題の無いことが問題
今日の朝礼
自分の仕事の評価をするときに「何も無い」ということは大きな問題です。
誰しもがそうですが、自分自身のことを考えたときに、「人生の問題を抱えていない人はいない」といえると思います。
これは、悪い意味ではなくて、進歩・発展を考えると多くの問題点を克服して進むもので、問題を解決するからこそ、進化・成長していくのです。
人生において、何らの問題もないということはなにも進歩もないということです。
たとえば、子供の場合、学校での勉強も宿題もなければうれしいでしょうが、それでは成長はありません。
それと同様に、大人になってからも、その人に合った人生の問題が与えられるのです。
問題を解決していると、自分より優れた人が見えてきます。
自分に関心があることのなかで、自分より優れた人を見たとき、「自分は駄目なのだ」と考える傾向性があったら、それは改めたほうがよいでしょう。
そのように考えるのではなく、自分が関心のある領域で、自分より成功している人がいたら、その人の素晴らしいところを祝福し、「あの人のようになりたい。あの人は私にとって理想的な人だ」と考えて、その人をほめる気持ちを持つようにするのです。
そうすれば、自分も、その人に近づいていくことができます。