無力と微力
今日の朝礼
もうすぐ新入社員が入社して1ヶ月になります。
入社前は「自分の力を発揮して、お客様のため会社のため、世の中のためにがんばろう」と決意したでしょう。
しかし、おそらく、何も起こっていないのではないでしょうか?それほど無力だと感じるかもしれません。
確かに、人に影響を与えることは力が必要なように感じます。
しかし、挨拶ひとつでも、他人に影響は与えられるのです。
朝、道を歩いているときにすれ違いざまに10人の人に「おはようございます」と言ったら、何人が挨拶を返してくれますか?
5~6人は返してくれるでしょう。
では、無言ですれ違ったらどうでしょうか?
おそらく、1~2名かもしれないし、0人かもしれません。
少なくとも、自分から挨拶をしたほうが、良い結果が出ていると言うことは、他人に、世の中によい影響を与えたと言うことです。
このような行動が、一秒一秒、積み重なり、一日が成り立っています。
そして、その一日一日が積み重なり、二万日から三万日という長い歳月を経て、人生全体をかたちづくっていくことになります。
与える側の人生を選んだ人間と、そうでない人間との差は、人生を歩んでいくなかで、どんどん開いていくのです。