品質
今日の朝礼
本日も中学生の職場体験です。
今日は仕事の品質について考えてみたいと思います。
私が小学校6年生のときのお話です。
その日はトイレ掃除の担当でした。
同級生5~6人で担当したと思いますが、私たちは適当に掃除をすませ、ほうきや水なので遊んでいました。
そこへ担任の篠原先生がやってきて、
「掃除は終わったのか」
と聞きました。
私は、
「終わりました」
と答えました。
すると先生は、目の前の男子小便器を指差して、
「それだけきれいになったのなら、なめてみろ!」
といいました。
今の時代では、少々問題のある発言だったかもしれません。
しかし、たかが掃除と思っていた私たちに、ガツンと指導が入った感じがします。
先生は、本当になめろという意味で言ったのではありません。
掃除の仕上がりは、自分が舐められるくらいの品質でやれと教えてくれたのです。
どのような商品やサービスでも品質基準というものがあります。
お客様が、その会社やお店の品質基準を感じるのは、掃除の品質レベルだと思います。
あなたが今日、雑巾がけした場所は、自分で舐めることができますか?これが品質基準です。