大人と子供の違い
今日の朝礼
昨日、躾で置き去りにされた子供が見つかるというニュースが流れました。
子供が無事で見つかったことは喜ばしいことだと思います。
その一方で、躾について父親が謝罪する場面を繰り返し報道するマスコミの姿勢には違和感を感じます。
まるで、躾そのものが悪のように報じているものがありました。
私の想像ですが、おそらく子供がわがままを言って言うことを聞かなかったか、行過ぎるふざけた態度があったかで、両親が怒ったのだと思います。
躾の方法はいろいろあるでしょうが、わがままを戒める教育は必要です。
大人と子供のおおきな違いは感謝する心の完成度合いだと思います。
わがままは、「あーしたい。こーしたい。」と自分のみの主張を要求することです。感謝とは対極にああります。
自分を律する心があって、成し遂げる力がある子供であれば、親に感謝するだけの心の余裕は出てくるものです。
「親に対して感謝ができない」ということは、まだ一人前ではない、自分で自分をコントロールできていない証拠でもあると思います。
今の自分の置かれている状況に対して、ありがたいなぁと感謝でき、状況を活かしながら、さらに発展しようと思う人が大人です。