くるま生活の社長のブログ

株式会社くるま生活の社長です。

仕事を盗む

今日の朝礼
 
我社はスタッフの成長を大切にしています。
しかし、我社に入社したら成長させてもらえるわけではありません。
自ら律して成長する環境を与えられるということです。
 
仕事でも「教えられる」のと「教わる」のでは、レベルが違います。
「教えられる」は能動的で聞いているだけです。耳に入っても右から左に抜けているようなものです。
先輩が「この子は何回言ったらわかるのだろう?」と後輩を愚痴ることがありますが、結論は「何回言ってもわかりません」ということです。
教えられる本人が「先輩の行動を吸収してばりばり活躍しよう」と思ってなければ無駄です。
やはり、自発的に「教わる」という気持ちがなくてはなりません。
 
しかし、教える方にもスキルというものがあります。
教えようにも、先生の能力を超えて教える事はできません。どんなにノウハウがあっても伝達力には限界があります。
特に、名プレーヤーほど、教えるのは下手だといいます。
だから、後輩は「技術を盗む」ことが必要なのです。
「この先輩はすごいなぁ」と思ったら、教えを乞い、更にそれ以上は盗むのです。
先輩は、「やってみせ、言って聞かせてやらせてみ」ですが、後輩は「見てはやり、教えてもらってやってみる」です。