くるま生活の社長のブログ

株式会社くるま生活の社長です。

人望力

今日の朝礼

 

人望力という力があるそうです。

これは、人間力と近いですが、それだけではありません。

結果も伴う人、経済力や実績などを同時に備えた人のことです。

まず最初は「正直」で「誠実」な人であって「信用」ができる人になりましょう。

「細かいことでもごまかさない。きちんとする」というところです。

ミスをすることもありますが、ミスが分かった段階では、きちんと自分の非を認めるという性格です。

次の段階は、依頼される段階です。

「この人に頼めばまちがいない」という感覚です。

ここまでは人間力といってもいいでしょう。

いわゆるいい人です。

人望力とは、経済的に成功し、何かの分野で実績を残している人です。

論語とそろばんを持っている人です。

 

人生の経営

今日の朝礼

 

松下幸之助さんの言葉のなかに、「人生を経営する」という部分があります。

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経営とはもともと、「ある目標をたて、これを達成するために、規模を定め基礎を固めて、物事をおさめ営んでいくこと」という意味で、この定義に従えば、人間が計画をたてて行なう活動なり営みは、すべて経営ということになるでしょう。ですから、大きく考えれば国の運営も一つの経営であり、また個々の人びとの人生の営みも一つの経営といえるわけです。

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これから学べることは、結局、「今世において、どれだけの事業を遺せるか」ということです。

人間の生き方、人生そのものが一つの事業です。

子供であろうと、大人であろうと、男であろうと、女であろうと、一生を生きることは、それだけでも一大事業なのです。

この一大事業を全うしていくために、不動心というものがあるのです。

ゆるぎない心をつくることが大切です。

 

時は金なり

今日の朝礼

 

「時は金なり」という言葉があります。

これは、時間を大切にという意味もありますが、時間を創り出せという意味もあります。

過去の偉人の伝記を読んでみると、その人たちは時間を生み出すことができたと感じます。

そして、時間はお金以上に大きなものであるということを、彼らは知っていたのです。

時間を創るとは、自分自身の時間を作ることも考えなくてはなりませんが、もう一歩深く考えてみると、他人の時間を活かすというステージがあります。

例えば、職場で積極的にみんなを引っ張っていき、みんなの生活をよくしていくことを実行する。

自分一人の生活がよくなることばかりを考えるのではなく、あなたがいるために、周りの人みんながよくなっていくような、そんな人を目指すということです。

組織になると1+1は2以上になるのです。

周りを感化して、その人たちの時間を活かし、自分の理想を仲間と共に創り上げることの原点が「時は金なり」です。

評価と成長

今日の朝礼

 

日々、生きていると何事に対しても評価したりされたりするものです。

ニュースなど報道をみていると、がんばっている人に対して心無い評価をつける残念な例を多く見ます。

人は、他人からの評価に対して一喜一憂するものです。

もし、自分の結果に対し悪い評価であるならば、これは「自己責任である」と考え他責にしないということが大切です。

もし、良い評価をされるような結果が出た場合には、

「これは、多くの人たちの力を受け、協力を受けてのものである。」

あるいは、「環境要因もかなり重なって成功したものであり、自分一人の力ではないのだ」

というように考えていくことが、自分を成長させることです。

 

教育

今日の朝礼

 

昨日は自動車大学校のオープンスクールを訪問しました。

先生が高校生に向かって、仕事の意義や卒業させるときのスキルレベルを語られました。大変感銘を受けました。

やはり、「世の中の役に立ちたい」という気持ちを持って勉強するのと、単に他の人と競争するだけの勉強をする人、あるいは自分のためだけに勉強する人では、心の内容が変わってくると思います。

やはり、能力を最大限に発揮して、他人のためにいい仕事をするんだという気持ちが大切です。

個人の成長や成功は「自分の能力を発揮して、他の人に認められる」ということが出発点です。

それが、上司や先輩の立場になると「自分の能力を人に認めてもらう」という立場から、「人の能力を自分が認めてあげる」という立場へと変わらなければいけません。

教育とは、部下や生徒の心の持ち方を指導して、理想的な人に仕上げること、そして自分が成長して他人の能力を認めることができる人になることです。

人生の帳尻

今日の朝礼

 

白駒 妃登美さんの「歴史が教えてくれる日本人の生き方」という著書があります。

数多くの日本人の生き方が紹介されている本です。

この中の人たちの共通することのひとつに、大きな苦難や困難を経験しているということです。

そして、苦難困難がなければ、その後の発展がなかったと思えることです。

私たちにも、一人ひとり、病気や別れ、あるいは失敗など、なにか経験することがあるでしょう。

そのときは、「なんで私が」と考えず、ここから自分の心境をどのように変化させるべきかと考えましょう。

原因と結果の法則とか縁起の理法とか、言い方は様々ですが、人生には必ずストーリーがあります。

良い結果、欲する結果を得るためには、そのために超えなくてはならないものがあるはずです。

「得られるもの」と「払った代価」は、釣り合うようになっていて、帳尻は必ず合うことになっているようです。

 

残るのは創造性ある仕事

今日の朝礼

 

朝のがっちりマンデーというTV番組で「だっさい」という日本酒の会社について取り上げていました。

この会社には杜氏がいないそうです。すべてデータに基づいて製造されているようです。

技術の進歩は仕事を減らしてくれます。

すでに始まっていますが、AIやロボットが人間に代わって仕事をしてくれるようになります。

人間が遊んでいる最中に、人間に代わって仕事をして生産性を上げてくれるでしょう。これは良いことだと思います。

電気製品が進化して主婦の仕事が減ったように、技術の進歩は仕事を減らします。

駅の改札で切符をきる駅員さんがいなくなったように、スーパーのレジ打ちの人もいなくなるでしょう。

税理士や銀行窓口の人や、事務仕事も減っていくでしょう。

野球の審判や新聞記者や健康診断や不動産査定の仕事もAIがやってくれるようになるかもしれません。

では、人間の役割、人間の仕事って何が残るのでしょうか?

それは、マニュアルを元に仕事をすることではなく、スタッフ各々の「創造性」を発揮する仕事ではないでしょうか。

今、自分がやっている仕事は、10年後に残っていますか?

流れ作業でない、お客様の心を感じて、アドバイスしたり創造する仕事が、私たちの仕事です。