教育
今日の朝礼
物事が成就するためには、イメージやビジョンが大切です。
これは、新入社員教育にも該当します。
例えば、小学校の先生であれば、新一年生にどのようになってほしいとイメージしているかが大事です。
その子たちが、小学校を卒業するときに、立派な中学生になっているイメージ、人間としての基礎を習得しているビジョンがあるかどうかです。
会社であっても同様で、先輩社員のイメージ以上に新入社員は育ちません。
特に教育者は、どのような社員になってほしいかイメージしなくてはなりません。
その新人が、どのような知識を持っていればお客様に対応できるか、どのような考え方であればお客様を幸福にできるか、そのように必用なことを分解して丁寧に教えて経験させることが教育です。
仕事を覚える
今日の朝礼
新入社員の皆さん中には、業務内容がなかなか覚えられないという人がいると思います。
自分は頭が悪いんじゃないかとか、この仕事に向いていないんじゃないかないかとか、いろいろ考えるでしょう。
私は、生まれつきの頭が良いか悪いかよりも、本人の努力の積み重ねとか、家庭環境や会社の文化とかのほうが、能力に影響すると思います。
頭がいいから仕事ができるのではなく、他人から頼まれたことを「はい。よろこんで!」と即座に引き受けて、期待以上の効果をだすことが、「あいつは仕事ができるなぁ」となります。
そうすると、自分も仕事ができるなぁと信じ込むようになって、益々、仕事ができるようになります。
自転車を乗ることと、仕事を覚えることは良く似ています。
いくら教科書で勉強したって自転車には乗れるようになりません。
やはり、乗ってみる事です。うまくいかなくても、乗れるようになるまで乗ることです。
存在目的と方針
今日の朝礼
昨日、コンシェルジュの平石が素晴らしい報告をしてくれました。
我社では、無保険車の撲滅をスローガンに素敵な社会をつくることを理念としています。
そのため、無保険の方には自動車を販売しないと言う方針を採っています。
過日、平石は初めて来店されたお客様に中古車のご契約をいただいていましたが、お客様との打ち合わせの中で、現在、任意保険が未加入であることがわかりました。
彼女はすぐに上司に報告し、早速、常務と同行してお客様に保険に加入いただかないと販売ができない旨を伝えました。
保険は当社で加入する必要はありません。今はネットでも加入できますし、共済や組合系のものなど安価なものもあります。
大切なことは、自賠責保険のほかに最低でも対人賠償の任意保険に加入していただくことです。
近年、事故が減ったとは言え、ゼロではありません。
死亡や高度障害を負った人が、泣き寝入りになることだけは避けなくてはなりません。
我社の存在目的は、この街を素敵な街にすることです。
問答
今日の朝礼
毎日の様に大阪の某小学校の土地取引のことが報道されておりました。
隣の休戦中の国では大統領が不在で、今、有事があったらと心配で、早く国会の議論が国民を守る方向になってくれないかと思います。
議論の中心がいつの間にか入れ替わってしまうことがあります。はやく本質的なことに戻らなければ、時間を無駄に使ってしまいます。
これは、個人の中でもそうだと言えます。自分自身で問答しているときに、ずれていくことはありませんか?
どのような自己問答でも、「善を取り、悪を捨てる」という努力をすることが大切です。
「心のなかに起きてきたもので、善なるものは伸ばし、悪なるものは切り捨てていこう」という強い決意のもとに、日々精進していると、心の力が非常に強くなっていきます。
これが交渉力や説得力というものになって現われてくると思います。
問題の解決
今日の朝礼
春は人事異動の季節です。
新しい人間関係ができたときに、新たな問題が発生することはよくあることです。
問題が起きたときには、解決方法を複数発想して、どの方法が最も幸福になり最も早く成果を挙げられるかという視点で解決しましょう。
悲観的な発想が出てきたら注意が必要です。それは幸福の方向にはいきません。
マイナスの事を考える時間は極力ゼロにしましょう。
反対に自分が少しでも喜べるものを発想するべきです。
いろいろ悩みは出てきますが、「自分は幸福になりたいのか、それとも、なりたくないのですか」という問いなのだと思います。
艱難は自分を磨くものです。
お辞儀
今日の朝礼
もうすぐ新年度に入り、新人が入社して来ます。
新人たちは子供と同じ、私たちは親と同じです。
「子供は親の言う通りにはなりません。親のするようになります」
私たちは先輩として正しい振る舞いを身につけているでしょうか?
例えば、お辞儀は日本式の形ができていますか?手をお腹の前で重ねてお辞儀をするのは韓国や中国式で日本式ではありません。
日本には日本の美しい作法というものがあります。
それは、「私」という素材を使って、それをもっと美しく見せるためには、どの様な選択をして、どの様な演出をすればいいのかという視点で考えてもいいのではないでしょうか。
男性であれば、上着のボタンをとめて、両手はズボンの縫い目に合わせ、お辞儀をすると凛々しくみえるものです。
女性の場合は、どうすれば、自分はもっと輝くかということを考えて、「女性としての徳」を積むようなしぐさが取れれば、凛とすると思います。
3代先のビジョン
今日の朝礼
本日は、新卒学生向けに会社説明会をします。
学生は色々な思いをもっていると思います。
自分を成長させたい。社会に貢献したい。豊かな生活を送りたい。
その思いを実現できる会社を選ぶことが就職活動です。
会社の将来ビジョンは、その学生にとって大変重要なことです。
私たちは、会社のビジョンを実現するために、日々努力しています。
想いを持ちながら活動すれば、それは現実のものとなるでしょう。
それは、各家庭でも同じことが言えます。
自分の子孫がどのような活躍をするのか、具体的なビジョンを持つことが、現代に生きる人の使命であると思います。
少なくとも、3代先くらいまで、自分の一家のビジョンを持つことが、家庭繁栄の基礎です。